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2023.01.11
認知症状の「作話」について
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さて、今回は「作話」についてです。高齢の認知症の方は無意識に嘘をついてしまうことがあります。
たとえば、『駅前に立つビルのお金は私が出した』とか『私の預金通帳を長男の嫁が持ち逃げした』等々、ありもしないこと(嘘)を話出すことがあります。
これは認知症の症状で『作話』といいます。本人は、嘘をついているつもりはありません。
認知機能が衰えているため、必要なことを忘れたり、その反対に不要な情報が残っていたりすることがあるので、作り話をすることで、本人なりに矛盾を正して納得しようとしているとも考えられるようです。
また、認知症の人は大きな変化に適応することが難しいので周りの環境の変化を認識できていない可能性があります。
家族は不可解な言動をするので、感情的になって『何言ってるの!?そんなことはない』と言ったり、無視することがあると思います。
ですが、それをしてはいけません。嘘や作り話だとわかっていても、認知症の人にとっては真実ですから、否定したり無視したりすることは避けましょう。否定すると、周りの人に心を閉ざし、敵意さえ抱くようになることがあります。
どんな気持ちがするでしょう。どれだけ不安で悲しくなるか、家族や息子、娘に否定、無視されることがどれだけ傷つくことか想像がつきますね。
否定したくなるようなことが多いかもしれませんが、できるだけ「そうですね」とひとまず話を聞いて、落ち着かせてあげることが大切です。
自慢話のような内容であれば、とてもご機嫌で話しているはずですので、しっかり聴いて気持ちを共有してあげるといいでしょう。
それでも、中にはトラブルの原因になるような作話をすることもあるかもしれませんから、家族は頭を抱えてしまいます。
例えば、家族がお金を持ち逃げしたなどと近所の人に話したりすることもあるかもしれません。
場合によっては、前もって近所の人に事情を話して理解を求めることで、ある程度は誤解を防ぐことが可能でしょう。
近所の目を気にして理解を求められない状況もあるでしょう、ですが、認知症は病気です。
昔よりも一般の方の知識も認識もよくなっています。勇気を出して行動することで、いい関係で過ごしていけると思います。もし、どうしても家族で対応することが難しいのであれば、専門家のいる施設を頼りましょう。
相談を受けていると施設を頼ることは家族を見捨てること、捨ててしまうことと罪悪感感じている方がいらっしゃいます。ご家族をお思いになるお気持ちは大切なことだと思います。
お互い疲れず、ずっと仲のいい家族でいるための一つの方法として考えると気が楽になるかもしれません。
施設を探すときに、少しでも安心した納得できる施設探しができるように、私たちが、お手伝いさせていただきます。
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